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JR恵み野駅南側エリアのまちづくりビジョン 市営住宅柏陽・恵央団地建替基本構想の策定について | 恵庭市

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(1)

Ⅱ.JR恵み野駅南側エリアのまちづくりビジョン

柏陽団地・恵央団地が立地する「JR恵み野駅南側エリアのまちづくり」が目指すべき姿(ビジ

ョン)として、展開方向、基本コンセプト、まちづくりのイメージを設定します。

柏陽団地(約5万㎡)と恵央団地(約4万㎡)をあわせると約9万㎡の広がりを持ち、団地の建

替・集約化で創出される余剰地の活用・整備はJR恵み野駅南側エリアのまちづくりに大きな影響

を与えることから、両団地の一体的な整備はまちづくりビジョンを明らかにして、推進するものと

します。

(2)

2.JR恵み野駅南側エリアの施設及びインフラの概況 (1)公共施設の概況

①公共施設

学校 若草小学校 中 島町4丁目に立 地し、学校区として恵み 野駅南側エ

リアを含む。学校 の未利用教室及び 学校敷 地内の管理

者住宅を学童クラブとして活用

柏陽中学校 江別恵庭線の西側に立地する中学校

保育園 すみれ保育園 柏 陽町3丁目に立 地する保育園。子育て支 援センター

が併設。昭和 55 年建築で築後 37 年経過し、老朽化し

ており、更新等が必要

集会

施設等

柏陽会館 柏木戸磯通に面する地区会館。昭和 49 年建築で築後

40 年以上経過し、老朽化。隣接する柏陽憩の家との一

体的な施設更新等の検討が必要

柏陽憩の家 柏 陽会館に隣接す る、高齢者同士の交流や 趣味活動の

ための施設。平成4年建築(築後24年)で老朽化も

進んでおり、更新等の検討が必要

中島会館 若草小学校の南東部に立地する中島地区の地区会館

②公共インフラ

道路 恵庭バイパス(国道 36 号) 恵庭市街地を通過していた旧国道 37 号のバイパス。

沿道にロードサイド型店舗が立ち並ぶ

江別恵庭線 国道 36 号から連続する恵庭市街地を通る道路

柏木戸磯通 市内の北柏木町と和光町を結ぶ地区間連絡道路

恵み野駅南側エリアのまちづくりにおいて重要な道路

柏木中通 恵み野地区を縦断している JR千歳線の、市街地分断を

解消するための鉄 道横断道路。恵み 野駅南 側エリアの

まちづくりにおける主要な道路

河川 漁川 市内 中心部を流れる河川。「恵庭市緑の基本 計画」(平

成 25 年度)で、河川沿いの公園・緑地の整備推進の

位置づけ

茂漁川 漁 川支流の河川。 恵央団地の緑地と連続し た一体的な

景観づくりが可能

公園 かしわぎ公園 柏 陽団地北側敷地 の南端に立地する都市計 画公園。団

地の緑・緑地を形成する上で重要なポイント

けいおう公園 恵央団地敷地に 3 方向囲まれた都市計画公園

あかしや公園 柏陽団地の北西側に立地する都市計画公園

みかほ公園 柏陽会館・柏陽憩の家に隣接した都市計画公園

(2)民間施設の概況 ○生活施設

JR駅 恵み野駅 JR 千歳線の駅

幼稚園 かしわ幼稚園・かしわ保育園 柏陽町 3 丁目に立地する幼稚園型認定こども園

第二かしわ幼稚園 中島町 5 丁目に立地する幼稚園

商業

施設

フレスポ恵み野 江別恵庭線沿いに立地し、JR恵み野駅から徒歩圏にあ

る複合商業施設

イトーヨーカドー恵庭店 JR 恵み野駅に隣接する商業施設

(3)

3.JR恵み野駅南側エリアのまちづくりに係る上位計画・関連計画

JR恵み野駅南側エリアのまちづくりに係る上位計画・関連計画を、以下に整理します。

上位計画・関連計画 概 要

①第 5 期恵庭市総合計画

(平成 28 年 3 月)

◎基本目標Ⅰ:市民による市民のためのまち

〈目標 01〉様々な担い手によるまちづくり

【基本方針】/施策範囲:協働・コミュニティ活動・多世代交流等

・恵庭市まちづくり基本条例を基本とし、市民と行政が、それぞ

れの能力を生かし、役割を分担して課題の解決に取り組む「協

働」のまちづくりを推進する。

・地域特性を活かした施策を展開し、地域コミュニティの果たす

役割や、町内会・自治会の主体的な活動を尊重し、より活発な

活動が展開できる環境づくりや積極的な支援を行う(抜粋)。

◎基本目標Ⅴ:地域資源・都市基盤を活かすまち

〈目標 18〉地域の特性を活かしたコンパクトなまちづくり

【基本方針(抜粋)】/施策範囲:土地利用・駅周辺整備等

・まちづくり構想の推進に向け、「地域における良好な環境」「地

域の価値」の向上・維持管理・運営のため、住民・利用者・事

業者等が主体的に取り組む仕組みづくりを目指す(抜粋)。

〈目標 19〉水と緑豊かな生活空間づくり

【基本方針(抜粋)】/施策範囲:公園緑地・河川・景観等

・恵庭の恵まれた自然環境、水資源、景観を活かした生活環境を

維持していくため、適正な整備、維持管理と今後それを守って

いく景観形成の体制づくりを推進する。

〈目標 22〉住み続けたくなるまちづくり 住まいづくり

【基本方針】/施策範囲:公営住宅等

・少子高齢化社会や循環型社会に対応した、良好で安全安心な住

環境及び都市環境の向上のため、良質な居住水準の確保と市営

住 宅 の 担 う べ き 役 割 を 踏ま え た 住 宅 の ス ト ック や各 種 整 備 に

努める。

②恵庭市総合戦略

(平成 27 年 10 月)

◎基本目標(抜粋)

人がつながり人口減少に負けない魅力あるまちづくり

[具体的な施策・事業(抜粋)]

○多世代交流の推進

・子どもから高齢者まで多機能施設による交流、「居場所」の創設

を推進し、コミュニティの維持、増進に努める。

○駅周辺の賑わいづくり

・3駅を中心としたコンパクトシティを目指し、少子高齢化社会に

(4)

上位計画・関連計画 概 要

③恵庭市都市計画マスタープラン

(平成 23 年 3 月)

〇市街地整備の基本方針

J R 3 駅 を 中 心 と し た 集 約 型 都 市 構 造 を 目 指 す こ と と

し、 既存ストックの有効活用や再編を進め、無秩序な 市街

地の拡大は行わないことを原則とする。

◇既成市街地の整備

・地 域中心においては、土地区画整理や市街地再開発 など

の市街地整備手法 を活用し、公共施 設の再 配置やまちな

か居住の推進など 都市機能の集積を 進め、 快適な都市生

活の実現を目指している。

・地 域中心を取り囲む地域においては 、既に整備され てい

る基盤施設などの 改善や、緑環境の 維持・ 保全を通じた

市街地環境の維持 ・向上を図ると共 に、コ ミュニティ活

動の活性化を促す 機会や場の整備な ど、地 域交流を支援

する環境づくりを行う。

④恵庭市公共施設等総合管理計画

(平成 28 年 3 月)

〇基本方針

・公共施設 総量の削減や抑制を図るため、公共施設等の更 新

等 に あ た っ て は 機 能 維 持 を 主 眼 と し た 統 廃 合 の 推 進 を 図

る。また、財政の健 全化・効率化、コンパクトシティの推

進及びコミュニティの形成・維持を図る。

⑤恵庭市住生活基本計画

(平成 29 年 3 月)

〇公営借家施策の推進方針

・将来に向 けた適正な管理戸数を維持しながら、効果的・ 効

率的な整備を進めていく必要がある。

・老朽化が進む柏陽団地の建替事業においては PPP/PFI など

の民 間活力の導入や地域拠点施設の併 設、恵央団地建 替事

業と の一体化、適正な供給戸数の設定 などあらゆる可 能性

について検討を進めたうえで、最適な事業手法を選定する。

⑥恵庭市公営住宅等長寿命化計画

(平成 29 年 3 月)

〇建替事業等の実施方針(全体方針)

・公共施設 等総合管理計画に基づき、市が所有する公共施 設

の延床面積削減を推進する。

・既存民間 賃貸住宅を公営住宅として借上げて既存入居者 の

受入れ先として確保 することや、民間賃貸住宅へ移転する

既存入居者への一定 の家賃補助を行うなど、民間借家を活

用しながら事業を進める。

〇柏陽・恵央団地における建替事業等の実施方針

・地域の拠 点となる児童福祉施設等との併設・複合化など を

進めることにより、居住環境の再生に取り組む。

・柏陽団地 は敷地面積が約5万㎡の大規模団地であるため 、

建替事業にあたり、 市営住宅を集約し、余剰地を住宅地と

して整備するなど多機能なまちづくりを推進する。

・市営住宅 を含めた施設全体の一体的な整備の手法など民 間

事業者の提案を積極 的に取り入れ、効果的・効率的な事業

(5)

4.JR恵み野駅南側エリアのまちづくりビジョン

(1)まちづくりの展開方向

地域ワークショップ *

で出された地域住民意見や市の関連計画等に基づいて、「まちづくりの

キーワード」を設定し、そのキーワードから「まちづくりの展開方向」を位置づけします。

*:地域ワークショップ:実施とそのまとめについては、P22 を参照。

①コミュニティ

●多世代交流・地域活性化 ●コミュニティ・イベント活動 ●広場・公園

④コンパクトシティ ③住環境

②子育て・高齢者世帯

⑤環境・景観

●地域で育む子育て環境 ●健康・長寿のまちづくり ●多世代交流

●住み続けたくなるまちづくり ●安全・安心 ●市営住宅の建替

●集約型都市構造 ●歩いて暮らせるまちづくり ●JR恵み野駅前の利便性

●良好な景観形成 ●緑地整備・都市緑化 ●花壇・花畑・菜園

まちづくりの展開方向

気軽に集える

交流の場

の充実

花・水・緑に

よる環境・

景観の向上 多世代型

生活支援

施設の充実

暮らしを

支える機能集

約による生活

(6)

民間活力の導入

(2)まちづくりの基本コンセプト

まちづくりの展開方向から基本コンセプトを設定します。

基本コンセプトはJR恵み野駅南側エリアのまちづくりを推進する上で目指すべき方向性を

示すものです。

コンパクトで

住みよく

暮らせるまちづくり

花と水と緑による

景観づくり

多世代 交流

にぎわいのある

コミュニティづくり

コミュニティ

まちづくりの

キーワード

まちづくりの展開方向

気軽に集える 交流の場

の充実

花・水・緑に よる環境・ 景観の向上

多世代型 生活支援 施設の充実 暮らしを支える

機能集約による 生活の質の向上 住環境

環境・景観 コンパクトシティ

子育て・

高齢者世帯

多世代が つながり ふれあう ささえあう

地域コミュニティの再生

まちづくりの基本コンセプト

方針② 方針③

●気軽 集 交流 場 充実 ●多世代型生活支援施設の充実

●暮らしを支える機能集約による生活の質の向上 ●花・水・緑による環境・景観の向上

(7)

(3)まちづくりのイメージ

まちづくりの展開方向と基本コンセプトを踏まえて、まちづくりのイメージを整理します。

■まちづくりのイメージ

凡例 エリア等 エリア等の位置づけ

①新たな開発エリア

市営住宅の建替及び余剰地の活用により、多世代が新たに

定住するエリア

※余剰地:柏陽団地の建替・集約化により創出されるエリア

②つながり・ふれあう・

ささえあうコミュニティエリア

多世代交流、コミュニティ、暮らしが充実した生活エリア

③地域でポイントとなる結節点

地域・暮らし・住民のメイン動線(柏木戸磯通、柏木中通)

が交差する箇所であり、恵み野駅南側エリアのまちづくり

の多世代交流・コミュニティにおいて重要

④地域コミュニティの核

地域でポイントとなる結節点の周りに創出する、多世代交

流とコミュニティの場の中心核

参照

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